スポーツ障害がここまでよくなる理由!
スポーツ障害は、その名前の通りスポーツによって起こった痛みやなどの総称だと思います。スポーツの競技特性によって痛みが出る部位も違ってきますので、そこを理解しカウンセリングや痛みの部位に合わせた検査をして原因を探していきます。原因がわかれば症状に合わせて鍼灸を行っていきます。
スポーツをする時にこんなお悩みないですか?
- 常に同じ部位を痛める
- 疲労を感じている
- コンディションが整わない
- 毎日練習をしている
- 痛みを抱えているなど
スポーツ障害がよくならない理由
痛みやコンディションに不安がある中で、追い込んだトレーニングやウォーミングアップ、クールダウン不足によるもの。繰り返し同じ部位を炒める場合は、練習方法やフォームに問題があることが多いと思います。
梅沢鍼灸院こだわりのスポーツ障害の鍼灸
STEP1. 丁寧なカウンセリング
症状の原因はさまざまあります、
カウンセリングを怠ると本当の原因にたどり着けない事が多くあります。
梅沢鍼灸院では、施術を受けられる際には、
丁寧にカウンセリングを行った上で、お一人おひとりに合わせた鍼灸を行う為に、
少しお時間をいただいています。
STEP2. 症状に合わせた検査
カウンセリングでお伺いした情報を元にとに、
症状に合わせて必要な検査をしていきます。
検査をする事で、どの様な事をすると、
症状が出てくるのかを一緒に確認します。
STEP3. お一人おひとりに合わせた鍼灸
カウンセリングと検査をして、得られた情報を元に。
お一人おひとりの症状や体調に合わせて、
ツボを選び、刺激量を確認しながら実際に鍼灸をしていきます。
STEP4. 再発予防のアフターケアと施術後の説明
食事や日々の生活はお身体の健康と密接な関係がありますので、
良くない生活習慣が続くと再発するリスケがありますので、
その為の、生活指導などをさせて頂き、健康な生活を送るお手伝いをいたします。
鍼灸を受けると起こる反応や、その日1日の過ごし方などを説明していきます。
スポーツ障害の施術例
CASE1:骨折後の後遺症
30代 男性
症状:
右上腕骨の不全骨折の後遺症(動かす時の痛み、動く範囲の制限9
病歴:
約2か月前に、スキーをしていて前方に転倒した。その後も少し続けていたが、再び転倒し右腕を雪上に打ち付けた。その後はスキーを止めたが、スキーウェアを脱ぐ時に、腕の痛みで着替えられないので、ゆっくりと着替えさせてもらった。大学病院を受診しⅩ線検査の結果、右上腕骨不全骨折(右腕付け根のひび)と診断され、3週間の固定をしていました。来院時に、Ⅹ線検査の画像上では、ひびは治っている。手を上にあげる時や外から上げる時に痛みがあり、動く範囲が制限されて上がりません。手を後ろに回すのがつらい。右肩甲骨が突っ張る感じがする。
経過:
治療後から動きのぎこちなさがなくなってきた。治療開始から1か月…動く範囲も徐々に広がってきて、高い所の物を取るのも楽になってきている。2か月経過…動かす時の痛みがなくなり、動く範囲もさらに広がってきた。4か月ほど経過すると、動く範囲に若干の左右差はありますが、ほとんど動かす時には気にならなくなった。
まとめ:
五十肩の肩関節が固まってくる時期に近いケースだとと思います。骨折はひびであっても完全に折れていても、くっつくのと同じぐらいの期間が、元通りに動かせる様になるまでかかると思います。このケースは、医師の同意があったうえで受傷後すぐに治療を開始できていれば、動く範囲の制限は若干はよかったかもしれません。
患者さまの感想
施術後動きが良くなった。
骨折後固定して、固定がとれた後、動きが悪かったが、
施術後動く範囲が広がった。
CASE2:腸脛靭帯炎
70代 女性
症状:
腸脛靭帯炎(太もも外側の痛み)
病歴:
10日ほど前から、左太もも外側部に突っ張る様な感じの痛みがありました。趣味でトレッキングをしていますが、7月に2000m級の山へ行った際に、想像していたよりも足が動かなかったので、10月の中ごろから週に2~3日トレッキング用の靴を履いて1~2時間ウォーキングをしている。病院を受診し、Ⅹ線検査の結果、腰椎の5番が狭くなっており、それが原因と言われた。低周波治療、マッサージを受けましたが症状に変化はなありませんでした。現在は、歩く時に左太もも外側部に突っ張る様な感じで痛い。
経過:
治療後に若干の違和感が出ました。翌日…には痛みが楽になっていた。生活指導で、トレッキング用の靴の使用を禁止しました。3回目…順調に改善していったので、治療後からは、短い時間でのレッキング用の靴の着用を解禁しました。その後、痛みが出なかったので計4回の鍼灸で終了しました。
まとめ:
腸脛靭帯炎(ランナー膝)と言われる事が多いと思います。原因は、重たいトレッキング用の靴を履いて1~2時間のウォーキングをしていたことで、大腿筋膜張筋や腸脛靭帯に負荷がかかり、緊張や軽度の炎症が起こり、それが突っ張る様な感じの痛みとして出たと思います。使いすぎて起きてので、安静にしてアイシングなどでも良いですが、鍼灸をする事で患部の血流などもよくなるので、早期の改善が見込めると思います。
CASE3:ハムストリングの肉離れ
40代 男性
症状:
ハムストリングの肉離れ(太もも裏の痛み)
病歴:
来院の午前中に、ソフトボールをして、外野フライを捕る為に走った時に、左の太ももの裏に突然痛みが出た。その場でアイシングをし、冷湿布を貼っていた。来院時には、痛み為に足を着く事が出来ない。膝を曲げられない。左足に力が入らない。
経過:
鍼灸をした後は、足を着く事が出来る様になった。自力歩行も出来る様になった。その後は、力を入れる時、瞬間的な動きの時に多少痛みが出ますが、数回の鍼灸で症状は概ねよくなった。
まとめ:
患部にごく軽度の内出血や凹みが診られたので、軽度の肉離れだと思います。ソフトボールをする時に、ウォーミングアップをしていないと言っていたので、それも原因の一つだと思います。鍼灸では患部の痛みや血流がよくなった事で、早期によくなりましたが、運動前のウォーニングアップは大事です。ケガを未然に予防するために行ってください。
患者さまの感想
太ももの肉ばなれをしたときに、初めてお世話になった。
治るのに1~2週間かかると思ったが、集中的な治療のおかげで、
1週間かからずに、軽度の運動ができるようになった。
ありがたい。
沢登りの前など、肩回りに不安があったりすると、鍼をうってもらいます。
CASE4:足関節捻挫
20代 男性
症状:
右足関節捻挫(右足首の痛み)
病歴;
バレーボールをしていて、着地時に右足を捻った。右外くるぶし周囲の痛みと腫れが出てきたので、アイシングをしていた。翌日に、腫れと足を着くと右外くるぶし周辺の痛みが引かないので、整形外科を受診した。X線検査をしたが、骨には異常がないと言われ、捻挫と診断された。簡易ギプスで固定し、松葉杖での歩行となった。2週間後の来院となった。全体的に右足の腫れと熱感、むくみが強くあり、松葉杖なしでの歩行は出来ない状態だった。
経過:
鍼灸をした後は、腫れやむくみは多少引いていた。歩く事もゆっくりとなら出来る感じになった。鍼灸を始めてからから、3~4日は松葉杖を誓っていたが、その後はなくても大丈夫となった。1週間ほど経過すると、歩くのもスムーズになった。2週間後には、階段の上り下りも普通にできる様になった
まとめ:
捻挫でしたが、来院までの経過を見ると少し長引いている感じがした。ケガの直後で、骨折もX線検査では映らない場合があります。今回は靭帯の損傷や剥離骨折などの可能性もあったと思います。
患者さまの感想
挫による痛みで、歩くこともままならず、
足の腫れもあり、靴が履けずいました。
施術後2日ほどで完全ではないにしろ仕事に戻ることが出来ました。
CASE5:アキレス腱炎
30代 男性
症状:
アキレス腱炎(アキレス腱の痛み)
病歴:
10日前に30km走をした。その後痛みがあったので、2~3日は走るのを休んだ。痛みが少し和らいだので、再び走り始めたが痛みがまた出た。動き始めに痛みがあり、しばらくすると痛みはなくなる。病湿布やなどを使っていた。
経過:
来院時はアキレス腱周囲に軽い熱感と腫れがあった。鍼灸をした後はいい。次の来院時には、動き始めの痛みもよくなっていた。
まとめ:
アキレス腱炎は、使い過ぎによるスポーツ障害です。ふくらはぎの疲労や柔軟性の低下によっても起こり得る障害になります。鍼灸も効果的ですが、運動後のアイシングやストレッチなどによるケアも効果的だと思います。
CASE6:ふくらはぎの肉離れ
30代 男性
症状:
下腿三頭筋の肉離れ(ふくらはぎの痛み)
病歴:
山を駆け上った時に、ふくらはぎを何かで殴られ多様な感じがして痛みが出た。夜に救急病院に行き、肉が慣れと言われた。アイシングと包帯で、松葉杖を使用。足を付くと痛みで、ふくらはぎに力が入らない。
経過:
ふくらはぎにまだ力が入らない状態で、松葉杖を使用していた。ふくらはぎの内側に薄く内出血が確認できた。鍼灸をした後は、痛みはまだある様子ですが、足は付ける様になった。1週間後には、ゆっくりですが松葉杖なしでも歩ける様になった。
まとめ:
鍼灸の効果もしっかりと出ていたと思います。原因や内出血など肉離れと判断するには充分であったと思う。鍼灸をした事で、血流がよくなった事でで、早期の回復が見られたと思います。
CASE7:腱板損傷
20代 男性
症状:
腱板損傷(肩関節の痛み)
病歴:
ボルダリングなどをした後で、右肩を上げる時に痛みが出るようになった。
経過:
来院時には、90°付近で痛みが出ましたが、力を抜いた状態で上げると痛みがなく上がっていく。治療後は、可動域は90°付近とあまり変わらないが、上げる感じは楽に上がっていくようになる。
まとめ:
ボルダリングなど、上半身に負担かかるスポーツでは、しばしば起こる可能性のある疾患になると思います。ポイントは、自分で上げると痛みが出るが、力を抜いた状態で、上げてもらうと、痛みがなく上がるということになります。治療の期間はある程度かかると思いますが、楽になってくる疾患になります。
CASE8:テニス肘(外側上顆炎)
20代 男性
症状:
外側上顆炎(肘の外側の痛み)
病歴:
日ごろから、趣味である卓球をよく行っている。ドアを開ける時など、腕をひねる時に肘の外側に痛みが出ます。
経過:
卓球をした後にアイシングをしっかりとする。鍼灸をすることで、痛みは比較的早く取れました。
まとめ:
痛みの原因は、卓球でありますが、世間的には、テニス肘と呼ばれる疾患になります。比較的よくみられるものですが、基本的には、オーバーワークとクールダウンなどのケア不足になります。きちんとケアをしているとよい疾患になります。