こんにちは。
東急目黒線武蔵小山駅徒歩2分の梅沢鍼灸院です。
本日は石灰沈着性腱板炎について少しお話したいと思います。
石灰沈着性腱板炎について
石灰賃借性腱板炎は、肩関節部の腱板と言われる筋肉に石灰(カルシウム)が形成されることで起こる炎症になり、夜間に急激に発症すことが多いと言われています。
原因
1.腱への血流不足
2.加齢に伴う腱の変性
3.カルシウム代謝の乱れ
4.ホルモンバランスの乱れ
など
症状
1.激しい痛み
2.可動域の制限
3.痛みで眠れない
4.安静時にも痛みがある
5.着替えなど日常生活が困難になる
6.痛みが突然始まる
など
好発年齢
30~50代に多いとされていますが、特に40~50代の中年層に置く、男女比ではやや女性の方が多いと言われています。年齢とともに腱の変性や柔軟性の低下、組織の修復機能が落ちてくるため、カルシウムの沈着が起きやすいと思われます。また女性に多いとされるのは、エストロゲンなどの女性ホルモンの減少が腱への血流やカルシウムの代謝に影響するため、石灰沈着のリスクを高めていると考えられている。
好発部位
腱板の中でも特に棘上筋部に多く起こるとされています。理由としては、腱板炎や腱板損傷と同じく、腕や肩の動作で頻繁に使用される部位であり、骨と骨の間で摩擦などお影響を受けやすく、腱の血行障害や変性が起きやすい状況にあると思われます。
鍼灸の有効性
石灰沈着性腱板炎に対して鍼灸の有効とされる理由は、鍼灸刺激は神経系を介して内因性鎮痛物質の分泌を促進するため痛みの軽減を期待できると考えられます。その他、局所の血管を拡張してくれるため血流の改善や筋肉の緊張緩和してくれることで、可動域の改善などの作用もあると思われます。ただし、石灰沈着性腱板炎の特有の激しい痛みや炎症の状態によっては専門の医療機関を優先したほうが良い事もある。
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