こんにちは。
東急目黒線武蔵小山駅徒歩2分の梅沢鍼灸院です。
本日は急性の椎間関節性腰痛(ぎっくり腰)について少しお話したいと思います。
椎間関節性腰痛について
急性の椎間関節性腰痛(ぎっくり腰)
急性の椎間関節性腰痛は、腰椎にある椎間関節が急性の炎症などを起こす事で発症するぎっくり腰の一種です。多くは、重い物を持ち上げた時や無理な動作などが原因となる事が多く、特に中高年に多く見られます。症状は動作時などに腰部に鋭い痛みがあり、体を反る/体を捻るなどの動作で強くなる事が特徴的です。椎間関節は神経の近くにある為、強い炎症がある時はお尻や太ももなどに痛みが出る事がありこれを関連痛と言います。
原因
1.重い物を持ち上げた時
2.急に体を捻った時
3.低い所の物を拾う時にしゃがんだ時
4.長時間同じ姿勢の後に急に動いた時
5.同じ動作の繰り返し
など
上記の動作など、椎間関節部に強いストレスがかかる事で、周囲の軟部組織や関節包に損傷や炎症が起こる事で痛みが出ると言われます。
症状
1.腰部の痛みが強い
2.体を反る時に痛みが強くなる
3.体を捻る時や体を倒す時にする動作で痛みが出る
4.立ち上がる時や歩き始めなど動作開始時の痛み
5.長時間座っているなど同じ姿勢で悪くなる
6.筋肉の緊張が強くなる
7.痛みは片側が多いが、時々両側痛い事がある
8.お尻や太ももへ痛みが出る事がある
など
好発年齢
30代後半から50代の中高年の方に多く見られます。この年代の方は、椎間関節に関節の変性や軟骨のすり減りなどの加齢による変化が徐々に見られ、関節の可動性も低下し、炎症などを引き起こしやすくなる為、軽度な負荷でも急性の椎間関節性腰痛(ぎっくり腰)になる場合があります。また。20代以下の方は多くありませんが、過度な運動などによって発症する場合もあります。
好発部位
腰椎の中でも下位腰椎の椎間関節に多く見られます。この部位は、腰椎の中でも可動性が比較的広く、日常動作や体の捻りや反らす動作で椎間関節へのストレスが大きくなります。特に下位腰椎は骨盤との接合部になる為、体重や外力の影響を受けやすく、炎症などが起こりやすい部位でもあります。
鍼灸の有効性
鍼灸施術は椎間関節性腰痛において有効な場合があります。椎間関節性腰痛は、関節周囲の炎症や血行不良、筋緊張などが関係している事が多くある。ただし鍼灸の効果には個人差があり、施術間隔や施術回数も変わってきます。
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