本日は、【非特異性腰痛】の最後になります。、
靭帯の問題による痛みです。
靭帯によるものは・・・
【棘上靭帯】や【棘間靭帯】の損傷または、部分断裂などによる
【スプラング・バック】と呼ばれるものになります。
この疾患は、主に急性腰痛(ぎっくり腰)になりますが、
発症はまれだと思います。
靭帯の構造は・・・
棘上靭帯・棘間靭帯の構造
棘上靭帯は、腰椎の棘突起の上を縦走し、
棘間靭帯は、棘突起の間にある薄い膜状の靭帯になります。
原因や症状は・・・
発症の原因としては、様々ですが【筋・筋膜性腰痛】や【椎間関節捻挫】と同じ様な原因で発症すると思われます。
他のぎっくり腰とは少し違い、背骨のあたりに強い痛みが出る事が多いです。
前屈位(洗顔時など)になると、損傷していると思われる靭帯が伸ばされる為、痛みが出る事が多いです。
以上が【非特異性腰痛】に分類される腰痛になりますが、
いずれの腰痛も鍼灸院や接骨院で治療可能な腰痛となっています。
もし、痛みが出てきましたら、早期に治療をすることをおススメします。